調査



人間と宇宙


宇宙は永遠に変貌し続ける集合体である。

時の加速器のように、拡張または収縮できる。

人間はその内に光を有する。ただし光は光として我々の前に現れない。我々が光の内で生きるから。我々が利用することで、光が我々の内で思想となるから。

しかし我々の内に生きる思想は、現実には過去からやって来るもの、我々の内で最も成熟したもの、前世での成果なのだ。

その昔意志であったものは思想となり、思想は光の姿で現れる。以前の世界、昔の世界は思想の中で死を迎える。あるいは別の言い方をすれば、光の中で死を迎える。

これが世界の神秘のひとつである。

宇宙を見てみよう。光が駆け巡る。光の中に思想は生きる。しかし思想に満ち溢れたこの光の中で、世界が死を迎える。

世界は常に光の中で死を迎える。

現在では過去が光輝いて我々の前に現れる、そしてあらゆる場で過去が未来を包み込むといつか言う時、世界を正確に語れる。なぜなら現在はあらゆる場で、過去と未来がともに築き上げるものに過ぎないからだ。未来とは実際、物質の力の中に横たわるもの。過去とは、光の美しさの中に輝くもの。この光は明らかになるものすべての全体像として捉えられる。当然のごとく、光という言葉はここでは、音と熱の中に現れるものも含まれる。

人間は、過去すなわち思想の光のオーラから来るものすべてに包まれた未来の種のように自らを位置づける場合に限り、自らを理解することができる。

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光は過去に由来し、影響を及ぼすもの。闇は未来へ向かうもの。

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光は思想に属するもの。闇は意志に属するもの。

ひとつのものはまず、発せられた言葉であり、その後揺るぎない形となる。しかし揺るぎないものとなる前にまず、このものは思想であった(…)

創造は思想、ものの概念の一部である。その後神性が言葉により思想を空間に表現した。

外界で見るもの、植物、鉱物は

揺るぎない形をとった言葉なのだ。